置場
妄想文を思いつくままに書き散らしています。更新頻度は低めの予定です。
2007.07.14
「地球へ・・・」
アニメ15話を前にして。アニメとは何も関連の無いジョミブル的短文。
アニメ15話を前にして。アニメとは何も関連の無いジョミブル的短文。
おひさま
「ソルジャー!」
「どうしたんだい、ジョミー」
勢いよく駆け込んできた後継者に笑みを向けると、彼は走ってきたおかげでほてる頬をますます赤くしながらソルジャー・ブルーに駆け寄り、抱きついた。
「ソルジャー、すごいんだ!僕が育てた花が咲いたんだよ。まだ開いたばかりでちっちゃいけど、これからどんどん大きくなるって」
「すごいじゃないか!よかったね、ジョミー」
ソルジャーからみれば何てことないことだろうに偽りなく称賛してくれる相手に、ジョミーは嬉々として話し続ける。
「それでね、それでね、ブルー」
「うん、何だい、ジョミー」
それで、それでと他愛もないことを喋り続けるうち、さすがにネタ切れになったのかジョミーは少し黙りこみ、ソルジャー・ブルーの肩にもたれかかるようにしてその身を寄せた。
「伝えたいことがあるんです」
耳元でささやくと、ソルジャー・ブルーはくすぐったさで身じろいだ。その首元に、ジョミーは両腕を巻きつける。
「ああ、あなたはきっと知らないんだろうな」
「何だい?教えてくれ」
ジョミーは顔を引き戻し、ブルーへお日様のような笑顔を向けた。
「ぼくがあなたを好きだってこと!」
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